Occlusal treatment
咬合治療
咬合わせの重要性
咬合わせは、家やビルで言えば「土台」です。
つまり、かみ合わせが悪い(アンバランス)ということは、「家やビルが傾いている」ということなのです。
何かを食べたり、噛んだりするたびに、かみ合わせは徐々に悪化していきます。
さくらデンタルクリニックでは、健康な口腔機能の維持、歯の損傷防止、顎関節症の予防、全身の健康への影響、美容面への影響など、多岐にわたる要素を考慮し、患者様一人ひとりに適切な治療やケアをご提供します。
1.健康な口腔機能の維持
正しい噛み合わせは、食べ物を効率的に噛み砕くことができるため、消化機能の向上に寄与します。また、適切な噛み合わせは、発音や話す際のクリアな発音にも影響します。
2.歯の損傷防止
悪い噛み合わせは、歯にかかる負担が偏ったり、過剰にかかることがあります。
その結果、歯周病や虫歯を悪化させてしまい歯の寿命を短くしてしまう傾向にあるため、歯の欠損が起こる可能性が高まります。
正しい噛み合わせは、歯を適切に保護し、長持ちさせるために重要です。
3.顎関節症の予防
噛み合わせが悪いと、顎関節に過剰な負担がかかり、顎関節症や顎関節周囲の筋肉痛を引き起こす可能性があります。
顎関節症は、痛みや顎の動きの制限、関節の音などの症状を引き起こします。
適切な噛み合わせは、顎関節の健康を維持するために重要です。
4.全身の健康への影響
噛み合わせの問題は、頭痛や肩こり、首の痛みなどの全身的な症状を引き起こすことがあります。
また、不適切な噛み合わせが原因で食べ物が十分に噛み砕けず、消化不良や栄養不足につながることもあります。
5.美容面への影響
噛み合わせが整っていることは、美しい歯並びや笑顔、さらには顔のバランスにも寄与します。
歯並びや顔のバランスが整っていることは自己肯定感や自信にも影響を与えるため、心身の健康にもプラスになります。
悪い咬合わせ(不正咬合)による症状
不正咬合とは、正しく噛み合っていない状態を言います。
咀嚼・発音・顎の発育・顎関節への悪影響が懸念されるほか、外見を気にすることによる心理的な悪影響も起こり得るのです。
起こりうる8つの症状
1. 顎関節症
2. 頭痛・肩こり・腰痛
3. しっかり物を噛めない
4.顔がゆがむ
5. 虫歯や歯周病になりやすい
6. 歯ぎしり・食いしばり
7. 滑舌が悪くなる
8. ストレスを感じる
早期発見と治療法
発育期であれば、爪をかむ、指しゃぶり、舌の癖、歯ぎしり、くいしばりなどをやめることによって、予防・改善が可能です。また、発育期や成長期の子どもは早寝・早起きをすることや、硬い物をしっかりかむことによって、顎の骨や筋肉(咀嚼筋)の成長への効果がみられます。
早期治療として小児矯正(第一期治療)の対象年齢は6~10歳くらいで、受け口や歯が出てこない埋伏歯、欠損歯の治療を行ないます。
16歳以降は成人矯正(第二期治療)として、骨格の成長後の本格的矯正治療となり、抜歯を伴う場合と非抜歯で行なう矯正があります。
■歯の並び方が気になる
■反対の咬合わせである
■あごが左右ずれている
■乳歯・永久歯が生えてこない
■口を開けていることが多い
■歯の本数が足りない、または多い
■上の前歯が出ている