Mouthpiece orthodontics
マウスピース矯正
マウスピース矯正(インビザライン)とは
マウスピース矯正(製品名:インビザライン 完成物薬機法対象外)とは、ワイヤーやブラケットを使わず、透明なマウスピース型の装置で歯を動かす新しい矯正方法です。目立たず、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です。
人と会ったり喋る機会が多い仕事の方でも、他人に気づかれずに歯列矯正を行えるマウスピース矯正は、社会人の方や年配の方でも負担の少ない矯正方法と言えます。
【マウスピース矯正が向いている人】
■仕事上見た目を気にする人
■矯正中もしっかり歯磨きをしたい人
■矯正後の歯並びの状態を共有して治療を進めたい人
■金属アレルギーがある人
マウスピース矯正の流れ
むし歯は「細菌」による感染症で、大部分の人が小児期に感染するとされております。
1.
カウンセリング
患者さんのそれぞれのお口のお悩み、治療の希望をお聞きして、それに合わせたプランや治療についてご説明します。
また、マウスピース矯正の治療の流れについても詳しくお話しします。
2.
検 査
マウスピース矯正治療に必要な検査を行います。
口腔内診査、レントゲン撮影、口腔内・顔貌写真撮影、口腔内スキャンを行い、次回の治療計画のご予約をお取りします。
3.
歯型の作成
マウスピースの作製にはおよそ30〜45日くらいかかります。
4.
治療計画の作成
精密検査のデータをもとに3Dのデジタル歯列を作製し、治療計画や治療期間についてご説明します。
矯正を希望される際は契約書類をお渡しします。
5.
矯正治療開始
完成したマウスピースをお渡しして、着用時の注意事項など装着に関するご説明をします。
マウスピースは1日20時間を目安に装着していただき、7〜10日毎に次の装置に交換していただきます。
来院は1~3カ月ごとにしていただき、口腔内の診察や装置の使用状況を確認します。
6.
矯正治療終了
歯並びが適切な状態かを確認します。
7.
保定・メンテナンス
歯並びが適切な状態かを確認し、問題がなければ保定装置(リテーナー)を装着します。
リテーナーは矯正終了後の後戻りを防ぐためのマウスピース装置です。
矯正終了後も後戻りがないか、歯並び、かみ合わせのチェックを行います。
マウスピース矯正で治せる症例
歯科矯正には「部分矯正」と「全体矯正」の2パターンがあります。
部分矯正とは、「笑ったときに見える前歯のみ」など歯並びを部分的に整える方法。
一方、全体矯正とは奥歯を含めた歯並び全体を整える方法です。
マウスピース矯正で治せる歯並びは、部分矯正や全体矯正などの歯列矯正が適応症例となります。
以下はマウスピース矯正で治せる可能性がある歯並びです。
■ガタガタの歯並び
■出っ歯
■すきっ歯
■受け口
■深い咬合わせ
■横にずれた咬合わせ(交叉咬合)
■前歯で噛めない(開咬)
■矯正後の後戻り
クリニックで検査を受ける必要があります。
自分の歯並びがマウスピース矯正で治せるかどうかは、