Dental prevention
予防歯科
予防歯科って何をするの?
予防歯科とは、歯に問題が起こってから対処する従来の歯科治療とは違い、歯を健康に保つために積極的に歯科医院に通って、お口の中の健康を維持していこう、というものです。
日本ではまだまだ馴染みの少ない予防歯科ですが、高齢になっても健康な歯を保っている人が多い北欧などでは、このスタイルがすでに一般的になっています。
歯を失う原因トップ3
歯周病
虫 歯
歯の破折
虫歯や歯周病は一度なってしまうと、自然治癒することはありません。
虫歯や歯周病が進行しないようにするには、おうちでのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアの両方が重要です。
予防歯科で何をする?
■検 査
主に、「むし歯のチェック」と「歯周病のチェック」を行います。
歯周病のチェックでは、プローブという器具を使い、歯と歯ぐきの間にある「歯周ポケット」の深さを測り、
歯周病の進行状態を調べます。
■クリーニング
歯の表面には毎日の食事などにより、歯垢や着色(ステイン)などの汚れが付着してしまいます。
普段のセルフケアでは落としきれないため、プロである歯科衛生士などが歯の表面を傷つけることのない
やわらかな素材で、歯の表面や隙間などをツルツルに仕上げます。
■フッ化物歯面塗布
クリーニングの仕上げとして、高濃度のフッ化物を歯面に塗布します。
歯質強化、菌の働きを弱めるなど、むし歯の予防としてフッ化物歯面塗布は効果があります。
また、フッ化物歯面塗布により、再石灰化が促進されるので初期むし歯にも有効です。
■ブラッシング指導
毎日の歯みがきの方法などセルフケアについて、患者さまお一人おひとりに合わせてお伝えします。
利き手や歯ブラシの形状、歯並びなどの理由により、汚れが落としにくい部分は人によって違います。
そこで、歯ブラシの当て方、フロスや歯間ブラシなどの使い方も丁寧にアドバイスいたします。